ギリ健、メンヘラな猛毒のブログ

社会不適合者が戯言を吐いているブログです

精神科、心療内科に通院するにあたって

初めて精神科や心療内科に通院する方は分からないことが沢山あると思います。また通院するにあたって個人的に大切だなと思う点があるので、それを紹介します。

精神科、心療内科の受診について

初診を取る為には電話して聞くのが基本です。精神科、心療内科はどこも一杯です。なので初診が物凄く取りにくいです。病んでる中で電話して回るのは辛いとは思いますが、こればかりはしょうがないです。探し方は前回の記事にて掲載したので参考にして頂ければと思います。

待ち時間について

これはよく言われている事なのですが、とにかく待ち時間が長いです。1時間以上待たされることもザラにあります。病院によっては診療時間が近くなったらお知らせしてくれる所もありますが、そうではない所も多いです。その場合は待合室でずっと待っていないといけないので、何か暇つぶしになるものを持っていた方が良いです。

診察では何を話せば良いか

話す内容は現在のメンタル面での症状や困り事を話せば良いです。初診であれば最初に簡単なアンケート用紙を渡されるのでそこに記載された物で当てはまる項目にチェックを入れるだけです。診察では医師の方から問いかけがあるのでそれに答えて言ってください。ここら辺は内科やその他の病院と対して変わりはないです。変に緊張していく事はないです。

医師への症状の伝え方について

この項目が一番重要です。大切なのは具体的に伝える事です。例えば鬱々として、食事や睡眠が充分に摂れないといった症状があったら、ただ鬱々としてますとか食べれない、寝れないと言うのではなく、仕事が辛くて、気分が鬱々としてしまうのが数ヶ月前から続いています。それが原因で食事が3食摂れずに1食しか食べられない事があります。また睡眠時間も前は8時間眠れていたのが、今は2、3時間程しか眠れません。と言った具体的に分かりやすく説明することを心掛けて下さい。5W1Hを意識すると良いです。医師は重度の方も沢山診察してきています。なので曖昧な訴え方だと軽く見られてしまうことがあります。話の盛りすぎも良くないですが、軽く伝えるとそれ以上に軽く捉えられてしまいます。盛りすぎず、軽過ぎずが大切です。しかし言葉で上手く伝えられる方なら良いですが、症状や性格によってそれが出来ない方もいると思います。そういった方は事前にメモに症状を書いて医師に見せるようにして下さい。またそれも難しい方は自分の症状を理解している方(両親、子供、夫、妻など)に付き添ってもらい、代わりに説明をしてもらうのも手です。実際通院している方の中には付き添いがある方が多く見られます。私もメモを書いて提出したり、両親に付き添いを頼んだこともありました。

よくある質問Q&A

1.病院や医師が合わない時はどうしたら良いか?

その場合はすぐに通院先を変更してOKです。なんなら合わないと思ったら、初診の時点で見切りをつけて下さい。診察はコミュニケーションを中心として行われます。合わない病院、医師にかかり続けても治療の効果が得られないです。良い病院、医師を見つけるにはひたすらガチャを回し続ける事です。

2.医師に話をするのが気が引けてしまう

私もこんな鬱々とした話をしたら、医師への負担になって医師も大変じゃないかと考えて話せないことがありました。しかし結論から言うとどんどん思ったことは遠慮せずに話して下さい。医師はその道のプロなのでこちらが気にする必要はないです。本当は辛いのに何でもないと言うとそのままの意味で捉えられてしまいます。

3.病院から出される薬は飲みたくないから、飲まずに捨てて良いか?

薬を飲まずに捨てることを推奨しているブログやサイトがあるのですが、それはやめて下さい。なぜならある程度の薬を処方されていれば、定期的に血液検査があるからです。血液検査では内臓等がダメージを受けていないか、また薬の血中濃度を測ります。つまり処方された薬をきちんと飲んでいるかどうか調べるわけです。症状を訴え、薬を欲しているのに薬を飲んでいない事がバレると、医師から嘘をついている、治療に向き合う気がないと判断されて、相手にされなくなります。とは言え、向精神薬は副作用があるものが多いのも事実です。薬をあまり飲みたくない方は最初から医師に伝えて下さい。精神分野では多剤大量処方と言うのが問題になっており、処方する薬の量や種類が多いと減算される仕組みがあります。なので大体のまともな医師は強い薬を出したり、沢山薬を出すのを渋ります。なので薬をあまり飲みたくなくない、減らしたいと言う患者の要望には答えてくれる医師が多いです。

4.医師がなかなか薬を出してくれない

3とは逆のパターンです。もっと効果のある薬を出してほしい、量を増やしてほしいといった場合です。精神を病んでいる方の中には薬を欲している方もいます。私もodする側の人なので気持ちは分かります(笑)この場合もガチャを回し続けて下さい。患者の欲しい薬をそのまま処方する、薬問屋と変わらない医師がいます。それを引き当てて下さい。またこれは方法の悪用なのですが、前の所で処方されていた薬はそのまま処方されることが多いです。この点を利用して、前の所で処方されていたと言い、欲しい薬の名前を挙げるとそのまま通ることがあります。次はodみたいな不埒な理由ではなく、本当に辛いのに頑なに薬を出してくれない場合です。これは別の意味でタチの悪い医師なのですが、いついかなる時も薬を出さない事が正義だと思っている医師もいます。この場合もまたガチャを回して下さい。(3回目)この手の医師は何を言っても無駄なので諦めて下さい。またこちらの伝え方が緩くて、軽く見られている場合もあります。この場合は具体的に伝えることを意識して下さい。これは個人的な経験ですが、食事や睡眠が摂れていないと薬の処方を増やすことが多いです。色んな事を訴えても最終的にこの点を確認されます。なので実際に食べれない、寝れないと困っている方はここを強く訴えると処方を見直してくれることがあります。

まとめ

ガチャを回し続けて下さいの連発で申し訳ないです。しかし一番の有効な方法がこれです。精神科、心療内科というと身構える方もいると思いますが、案外行ってみるとハードルは低いです。通院している方もぱっと見、普通に見える人が多いです。見るからにヤバそうなのは10数人に1人いるかどうかです。メンタルが辛くなったら無理せずに気軽に行くことをオススメします。最後までお読み頂きありがとうございました。

#心療内科