ギリ健、メンヘラな猛毒のブログ

社会不適合者が戯言を吐いているブログです

亡くなったブロガー、動画配信者

個人的に影響を受けた方々です。色々と思うところがあるので紹介していきます。

無への道程

http://blog.livedoor.jp/zar2012/

この方は有名ですね。現在でもネット上で何かと話題に上がることが多いです。私もそれでこの方を知りました。この方は様々な職種を転々としており、労働に嫌気がさしたことから、FXで生計を立てようとされていました。最初はそれなりに順調に進んでいたのですが、ある日約150万円の損失を出してしまいます。そこで彼は生きる気力を失い、また労働への意欲も無くしたことから、残りの貯金を使い果たした後に自死することを決意されました。残りの貯金を使って日本全国を旅行されていました。死へのカウントダウンをブログで行っていました。そして貯金が尽きたことを報告し、最後の言葉を残してブログの更新は途絶えました。

当時から死ぬまでを克明に記していたことから、話題になっていたそうです。リアルタイムで見ていた方の感想がネットに結構残っています。そこでよく言われているのですが、この方は亡くなっておらず、死ぬ死ぬ詐欺だ、みたいな事が書かれています。当時を知らない私は何とも言えないのですが、私的には亡くなっていると思います。ブログを読んだのですが、あまり生に執着している感じがしないです。失業手当とか生活保護などの社会保障についての言及が一切されていないです。生への執着が多少なりとあるのであれば、触れられても良さそうなところです。彼からは何が何でも生きるといったものは感じませんでした。また過去に介護に携わっていたこともあり、死生観が変わったと書かれています。私も介護をしている身なので分かるのですが、アレを見てると、生きることへの意味を考えてしまいます。人間結局ああなって亡くなってしまうんだという気持ちはよく分かります。彼もその点が自死への一つのきっかけになっているように思えます。死ぬ死ぬ詐欺だと言っている人達は何故かムキになっている方が多いです。私は死ぬ死ぬ詐欺であって欲しいと思っています。というか死ぬ死ぬ詐欺って何でしょうね?別に彼は誰かからお金を盗んだわけでもないです。コメントもこう言った批判が多いことを見越してか、コメントを受け付けていなかったそうです。ネットでの書かれようを見ても、それが正解だったと思いました。もしコメントを受け付けていたら、心ない言葉がつらつらと並んでいたと思います。こう言われていた理由として考えられるのが、同時期に「気味が悪い、君」という方のブログがあり、そちらと比べて厭世観が軽いといった事もあるかも知れません。いずれにせよ、人の死を期待するといった雰囲気すら感じる批評には、嫌悪感が沸きます。

気味が悪い、君

http://bukimmiotoko.blog.fc2.com/

この方は劣悪な職場環境、人間関係に悩み、また人付き合いが苦手だった事から、手に職をつける為、専門学校に通い、歯科技工士へと転職します。しかしそこでも劣悪な職場環境、人間関係に悩み、生きていくことへ絶望しました。仕事を辞めて残ったお金で旅行されていました。そして最後の言葉を残して、ブログは終わっています。

彼は人付き合いが苦手だったそうで、ブログの中でも回避性パーソナリティ障害に似る部分がある事を語られておりました。そこで人付き合いの少なそうな職人の世界に飛び込んだと仰られていました。また彼の家庭環境は悪く、それが彼の人格形成に影を落としているように見えました。私も人付き合いが苦手故に同じような職選びをした為、共感できることが多かったです。学校行っても資格取っても、結局は人間関係が上手くいかないとつまづいてしまう。コミュ力重視の社会は彼にとっては地獄だったのかもしれません。

死ぬ人のブログ

https://ameblo.jp/tashiro12070803/

あんこもちさんのブログです。18歳の高校生の方でした。中学生の時から不登校気味で学校へ行くことの意味や生きる意味を見出せない事をブログに記されていました。自分は生きていても仕方ない、大人になれなかったなど生きる辛さがひしひしと伝わってくる文章でした。それでも自死の日を決めながらもなんとか生きておられていました。しかしある心ないコメントがきっかけで、半ば衝動的に自死されてしまいます。後日身内の方から亡くなったことがリークされていました。18歳になったばかりでした。

無への道程でも触れたことですが、私が死ぬ死ぬ詐欺とかほざく人が嫌いなのが、これが理由です。確かに死ぬ気なんかないのに死ぬ死ぬ言って注目を集める人がいることも事実です。しかし死ぬかどうかの瀬戸際にいる人を言葉一つで死に追いやってしまうのが、そういう心ない言葉です。私的には死ぬ死ぬ言って死なずに済むのなら、それで良いと思っています。人はときには死にたいと思うこともあるし、死を考えることで心の均衡を保つこともあります。生きることが全てとか言うつもりはありませんが、死を悩んでいるときに少しでもきっかけを見つけて、先延ばしにできるのであれば、それは良いのではと思います。躊躇いなく、死ねないのを責めるのは人としてどうかと思います。この方はまだ18歳なのに、下手をすれば大の大人が彼を死へと追いやったのは許されざる行為だと思いました。

 

ロンリー

https://sp.nicovideo.jp/user/41940048

ニコニコ動画の投稿者の方です。メンヘラ淫夢精神疾患に起因する事を扱った淫夢のbb劇場)の先駆け的存在で、今投稿されているメンヘラ淫夢は彼から影響を受けている物が多いです。大学生の方で心療内科に通っており、手帳も取得していた様です。彼の実体験を動画にしていたと思われます。視聴者達からはロンリー兄貴という愛称で呼ばれていました。自死されたようであり、友人によって動画か何個か上げられていました。

私がタバコを吸うようになったり、ODを覚えたのも彼の動画がきっかけです。初めて見た動画が「金パブサイダーを作ろう!」です。私も真似して冷蔵庫で金パブを冷やして作ってみたことがあります。当時リアルタイムで見ておりました。ツイッターも覗いていました。淫夢というと人を小馬鹿にする要素があるので、嫌な人はいると思います。私もどちらかと言うとあまり好ましいものではないと思っていたのですが、それを除いても彼の情報発信能力は長けていました。どの動画も質が良く、コメントも有識者が多かったです。ツイッターでも紫陽花の葉を乾燥させて吸っていたり、蝉の天ぷらなどがあり、度肝を抜かれました。彼が亡くなった事を知った時はかなりショックでした。

こんなクソッタレた世の中でなければ、今もご存命だったはずです。年齢も10代から30代半ばと若い方が多いです。ダラダラと生きている私からすれば、死ぬのは早すぎると思いました。この方達を最後に生きることを苦にして亡くなる方が出ない事を願うばかりです。