ギリ健、メンヘラな猛毒のブログ

社会不適合者が戯言を吐いているブログです

精神疾患では気をつけた方が良い依存症

猛毒です!今回は依存症について書いていきます。精神疾患をお持ちの方は特に気をつけなければならない事ですね。自戒も込めて書いていきます。

 

依存症について

依存症と言うと覚醒剤といった違法薬物の事を想像すると思います。しかし実際は対象は違法薬物だけには限られていないです。酒、タバコといった物から人にまで当てはまります。実際、依存性パーソナリティ障害まであり、人に依存するということもあります。何でも度が過ぎれば、依存なのです。精神疾患の方が依存症になるといったイメージが強いですが、普通の人もなる可能性が大いにあるものです。

 

私自身が依存症である

私は違法薬物には手を染めた事がありません。しかし有りとあらゆる物に依存してしまいます。酒やタバコは勿論、人にまで依存してしまいます。一度良いと思えば、ドップリとハマってしまいます。それが全てになってしまいます。何故そうなってしまうのか書きます。

 

自分自身がない、アイデンティティがない

人は意識的、無意識的にも自分というものがあります。自分のイメージキャラクターみたいなものがあると思います。性格、職業、趣味、思想、交友関係何でも良いです。ぼんやりとしてても自分という核があります。しかし私はそれが薄い、もしくはないに等しい状態です。人は動物と違い、食って寝るだけでは満たされない生き物です。知能があり、自我がある、それが人なのです。しかしそれが欠けているとどうなるでしょう。人は何故生きているのかと考えてしまうです。特に精神疾患のある方はそうです。元の状態が違和感しかない為、ますます心身が不安定になります。

 

人は人と接する事で自分の存在は確認する生き物です。しかしそれが上手く行かなければどうなるでしょう?自分が生きているという実感が欲しくて、何かを得たいと思うのです。そこで何かを欲して得たくなるのです。

 

物質、人といった外的要因は脳に影響する

物質、つまりは薬物は脳に影響します。日本であれば酒、タバコが合法ですが、実は下手な違法薬物より、依存が高く、脳に影響します。データとしては大麻覚醒剤と同等、もしくはそれ以上に脳に作用にします。何故これらが規制されていないかというと、あまりにも広がり過ぎて、収集がつかなくなったからです。過去にこれらを規制としようという動きはありました。アメリカの1920年代の禁酒法が有名ですね。しかしすでに人類歴史の初期から、その効能が知られており、誰もが問わず、それを使用していました。今更禁止しても、一度その味を覚えれば、止まられないのです。禁止した事によって、使用できないにも関わらず、使用したい人はいました。そこで反社会系組織は目をつけました。有名どころでいえば、アル•カポネはそれに目をつけて、大儲けしました。禁止したはずがかえって使用を煽り、それどころか収入源とした人が出たわけです。これで禁止しても、より事態が悪化する事に気づいた政府は諦めて解禁したわけです。それ程までに強い訳です。普通の人ですら、キツイのです。いきなり何かを断たれるのは。

 

精神疾患の人はよりキツイ

精神疾患は脳の仕組みや動きはズレて行くので、普段生活していて違和感があり、傍目から見ても、おかしいなと思う事もあります。判断能力が鈍ります。その状態だと、何とか元の感覚に戻そうと思う事があります。セルフメディケーションです。セルフメディケーションとは自分の体調を自分で気遣う事です。今日はお腹が痛いから、薬を飲もう、消化に良いものを食べようといった事です。しかし精神疾患のある方はこれが間違った形で行ってしまう事があります。それが依存症へとつながってしまいます。

 

間違ったセルフメデケーション

普段の症状の辛さや違和感から何かで治そうとします。しかしその方法が間違っており、何かの薬物の効能で元に戻す、人に頼るといった事が起きます。それが度が過ぎてしまうのです。量が増える、頻度が増える、アプローチの方法がズレてしまうといったことが起きます。すると心身へのダメージが来てしまい、さらに深みにハマってしまうのです。結果、依存症、つまりは元から営めていた、生活まで壊してしまいます。

 

事実、精神疾患には間違ったセルフメディケーションというのがあり、併発しやすいものとして、依存症といったものがあります。これらは二次障害として扱われています。切っても切り離せないものです。自分自身で対処しようとした結果、かえって悪くなり、最悪死へとつながってしまう事もあります。そういった事もあるのです。

 

私自身がそうである

私は精神疾患があり、治療中です。しかしなかなか治らず、それどころか悪化しています。日々の生活を送らなければいけないので、なんとか普通に近づけようとしています。けれどもどうにもなりません。そこで何かに頼りたくなり、深みへとハマってしまいます。酒を飲んだり、タバコを吸ったり、変な物に手を出してしまいます。むしろそれらに手を出している時の方が普通の人に感覚に近い感覚すらします。この感覚が依存症に近づきます。

 

ゲートウェイドラッグ

ゲートウェイドラッグという観念があり、人は徐々に段階的に行っていくといったものです。最初は軽いものから、ヘビーなものになっていくといったものです。私も最初は風邪薬のODからタバコ、酒→合法ドラッグへと流れていった人です。一度ハマれば、ズブズブと行きます。まるでブラックホールの様です。海外では大麻がよく言われています。完全に負のループです。自分では何とかしようとしていても、世間からどんどん離れていきます。本人にはそのつもりがなくても、側から見ればヤバい人へとなってしまいます。

 

どうすれば良いのか

私は現在進行形なので、明確な回答が出来ないです。模索中です。ただ気づいたのが理屈ではないものが必要という事です。自分では気づかないことを他人が教えてくれる、些細なきっかけと言った物が必要です。依存症になりやすい人は、私含め、自分で気づくことが難しいです。自分で何とかしようとしては余計に悪くなります。特に内に籠るタイプの人はダメです。自分の中で色々と考えてしまい、余計に内側へと行ってしまいます。気付かされるといった事がなければ難しいです。とは行っても自分で解決するのは中々難儀です。私も何とか解決したいと思っています。

 

気力を振り絞って行動して行きたいと思い、SNSを始めました。努力とか、頑張るといった言葉は使いたくない私です。私は無理せず、何か少しでも出来れば良いと思っています。

 

長々と書いてしまいましたが、お読み頂きありがとうございました!最後に私の好きな言葉で締めくくります。

 

生き抜く力を、そして安らかな死を

 

ありがとうございました!